代々木八幡宮で結婚式・おすすめする理由
こんにちは。
meganecco Photographyの瀬谷です。
早くも秋、空を見上げれば高く綺麗な空が広がっています。
秋の涼しさにほっと一息ですが、真夏の暑さが恋しくなります。
その暑さがピークの8月初旬、代々木八幡宮で結婚式の撮影をさせていただきました。
代々木八幡宮は山手通りに面していますがとても静かな神社。
アクセスは小田急「代々木八幡駅」より徒歩5分
東京メトロ千代田線「代々木公園駅」代々木上原寄り出口より5分
また、バス停も目の前ですので非常にアクセスしやすい場所にあります。
そんな東京のど真ん中にも関わらず、大小さまざまな木々が生い茂り、心休まる素敵な雰囲気なのです。
ちなみに代々木八幡駅、代々木公園駅あたりから渋谷のNHKあたりに向かっては「奥渋谷」と呼ばれ、おしゃれなお店がたくさんあります。昔、何度も歩いたことがあるのですが、その当時の雰囲気は残しつつも個性的なお店が点在するエリアとなっています。
見学をした際に歩いてみるのもいいですね。
さてそんな代々木八幡宮、一体どんな神社でしょうか。
" 深い木立と豊かな歴史の代々木八幡宮 ”
代々木八幡宮は今からおよそ800年前に創建された古いおやしろです。
約4000坪という都内でも屈指の広い境内には、大小さまざまな樹々がおい茂り、かつての武蔵野の面影をしのばせてくれます。
また、この境内からは、縄文時代の住居跡が発見され、現在、当時に近い状態で復元されています。発掘された土器の中には、今から1万年前ぐらい前のものもあり、この神社一帯が古代から現代に至るまで豊かな自然と歴史に恵まれた特別な聖地だったことを物語っております。
とても古く、歴史のある神社のようです。
ここ代々木八幡宮、フォトグラファーの目線からおすすめな点があります。
式中の写真撮影に関して、とても寛容である、ということです。
宮司さんとお話をすると、「写真を残してあげて下さい」という言葉が何回も出てきます。
たくさんの神社で撮影をさせていただきましたが、それぞれルールがあり、なかなか難しい場面にも出くわします。
挙式の流れは以下の通りです。
参進(さんしん) → 修秡(しゅばつ) → 祝詞奏上(のりとそうじょう) → 三献の儀(さんこんのぎ) → 誓詞奏上(せいしそうじょう) → 玉串拝礼(たまぐしはいれい) → 指輪の交換 → 親子ならびに親族固めの盃
たくさんの神社ははじめの修秡から祝詞奏上は撮影をすることが禁止されています。
代々木八幡宮はこのシーンもお撮りすることができます(後ろからなので顔は写りません)
写真のために式を行なっているのではないので当然ではありますが、ルールはありながらも、「できるだけ全てのシーンをいい条件で撮影することをすすめてくれる」神社です。
もうひとつ、おすすめな点があります。
三三九度はしっかり9回行う、ということです。 本来は大・中・小の盃を使い、 小盃で新郎・新婦・新郎、中盃で新婦・新郎・新婦、大盃で新郎・新婦・新郎の順で
御神酒を飲むのですが、最近はきちんと9回飲むことはなく省略されることがほとんどです。
さらにもうひとつ。
親族固めの盃はみんなが一斉に飲むのがほとんどですが、代々木八幡宮は一人ずつお酒をついで、飲んで、を一人ずつ順番に行います。
このシーン、今回全員の写真をお撮りすることができました。
このように略式ではなくきっちりとした形式で行うため結婚式の時間は50分ほどでした。
8月の猛暑の中の結婚式、暑いのではないか!?
そんなことはありません。代々木八幡宮は冷房完備でした!
そんなところもおすすめポイントです^^
式中の写真をしっかり残したい方、東京にいながらゆっくりと過ごしたい方にはおすすめです。
代々木八幡宮 結婚式